【新島・式根島2泊3日モデルコース】家族5人で映る奇跡の島旅!
- 家族旅行にもおすすめ!回り切れないほどの観光スポット!
- 子供も楽しめる無料の癒しスポット多数!
- とにかく絶景!海の美しさに感動!
東京都・新島。
サーフィン好きであれば一度は聞いたことがあるでしょう。
白く輝く砂浜と、エメラルドグリーンの透き通った海は、まさに奇跡のような美しさです。
そして、島中にモヤイ像が立つ、少し不思議な島。
渋谷の待ち合わせ場所でお馴染みのモヤイ像は、新島から来ました。
モヤイ像を作るコーガ石は、世界でも新島とイタリアのリーパリ島でしか採れない希少な石です。
キラキラと光るコーガ石を加工して作った、新島ガラスはこの島の特産品です。
そして、新島のお隣にある式根島。認知度はさほど高くはありませんが、静かな時間が流れ、美しい海と無料の温泉がある穴場スポットです。
今回はハイシーズンを外し秋の新島と式根島に大人2名、未就学児3名で家族旅行、島旅を満喫してきました!
【1日目】家族旅行開始!新島から式根島へ!
新島、式根島を含む伊豆諸島は、竹芝から出る東海汽船のさるびあ丸が寝ていけるので、便利です。
特1等室なら、家族5人が1部屋で一緒に過ごせます。
家族旅行の思い出に、夜の船旅も楽しいですよ!
8:30|新島に到着
ナカダレンタカーで車を借りて、新島温泉ロッジ(※)へチェックイン。
木のぬくもりを感じる建物は、隣の部屋の音が伝わりにくい設計になっています。
お部屋は、ゆったりとした10畳ほどの和室で、とても居心地のいい宿でした。
(※)令和5年3月~改修工事のため休館中です。新島の宿泊施設を探している方は新島のホテル・旅館一覧ページをご参考ください。
11:20|にしきに乗って式根島へ
新島と式根島を繋ぐ連絡船・にしきに乗り、式根島へ向かいます。
かなりスピードが出るので、船酔いする方は要注意です。
朝、神津島まで行って折り返してきた、さるびあ丸と途中ですれ違い大興奮。
今回は式根島の滞在時間が少ないので、式根島のフジイレンタカーサービスで車を借りました。
12:00|式根島の絶景三昧を堪能
新島と違い、式根島の泊海水浴場は入江になっていて、波も穏やかです。
どうしてこんな形になったのか不思議な、奇跡的な地形。
ポスターにも起用されている泊海水浴場は、透明度が高く、晴れている日は輝く大きな水たまりのようです。
遠浅の海は小さい子でも安心!
港からも近いので、ぜひ足を運んでみてください。
高台にある観光名所の『神引展望台』も式根島では欠かせない絶景ポイントです!
吸い込まれそうな青い海は一見の価値あり!
14:00|式根島、お寺と温泉で自然パワーのお裾分け
式根島唯一のお寺『東要寺』へ。
夫婦円満のご利益があると言われるお寺です。
ノリのいいご住職はインスタなどもやっているので、気になる方はチェックしてみてください。
東要寺の御神木は、天然記念物にも指定されているイヌマキの木。
なんと樹齢900年だそうです。
この御神木で作ったガチャガチャ使用のおみくじを引くことができます。
御神木のおみくじは、そのままお守りとして持ち歩くことができます。
ご住職に分けていただいたナギの葉は、夫婦円満の効果があるそうです。
おみくじや葉の数は、訪れた時々で変わるのでご注意を。
式根島には24時間無料の屋外温泉が3か所もあります。
今回は『松ケ下雅湯』へ。
足湯場もあるので、ゆっくり足を温めながら本を読んでいる人の姿もありました。
露天風呂は水着着用なので、ご利用の際はお忘れなく。
18:00|新島の焼き鳥とラーメンで1日を〆る
夕食は、事前に予約しておいた焼き鳥大三で焼き鳥をいただきます。
美味しい焼き鳥は子供たちにほぼ食べられてしまったので、大人はその後、交代で近くのどさん子ラーメンへ。
秋の新島は本土同様、寒いので、温かいラーメンが体に染みました。
【2日目】車で新島を散策
観光スポットの多い新島は、レンタカーを借りた方が効率よく回れます。
メインストリートは、道が狭いので、可能であれば軽自動車がおすすめです。
9:00|新島の羽伏浦海岸で人気のパンを頬張る
かじやベーカリーでパンを買い、『羽伏浦海岸』で海を見ながら朝ごはん。
かじやベーカリーは、島内外にファンを持つ人気のパン屋さんです。
新島で最も有名であろう羽伏浦海岸は、ポスター以上の美しさでした!
加えて、思っていたよりも強風で寒かったです!
10:00|午前の新島散策
『石の動物園』には、新島で採掘されるコーガ石で出来た動物がたくさん!
顔ハメパネルならぬ顔ハメ石もあり、家族で大笑いしながら写真を撮り合いました。
本物の動物はいませんが、野良猫が多く人によって来るので、猫が嫌いな方や猫アレルギーの方は注意してください。
コーガ石採掘場跡の『石山展望台』は解放感に溢れ、そこから見る伊豆諸島の島々は絶景でした。
現在採掘は行われていませんが、コーガ石がたくさんありモヤイ像も立っています。
意外と柔らかく、触ると砂になるコーガ石はきらきらと輝く美しい石でした。
石山展望台からは水平線が望め、開放感に溢れた絶景に出会えます。
『新島ガラスアートセンター』で新島ガラスを購入。
新島空港を巡り、お弁当を持って羽伏浦へ。
懲りずに強風の中、お弁当を食べます。
お弁当を購入したCafe&Bar aratoは、高級感あるレトロなバー。
家族旅行もいいですが、いつか夫婦や友人とカウンターでお酒をいただきたいものです。
空港でもお土産の購入が可能で、施設内には軽食やコーヒーもあります。
13:00|午後の新島散策
ボロ桟橋周辺は、底まで見えるエメラルドグリーンの海です。
骨組みだけ残った海に続く桟橋は、不思議で美しい景色でした。
お土産屋が併設された和菓子屋、紅谷で一息。
ドリンクの種類も豊富で、店内のイートインスペースはロッジ風で可愛らしいです。
名物のどら焼きを頂きました。
紅谷の近くには、他にも土産屋があります。
最近見かけませんが、20〜30年ほど前を感じさせる、質のいい凝ったお土産がたくさん。
店主手作りのミニモヤイも!
掘り出し物が見つかるかもしれません!
17:00|新島の砂風呂でリフレッシュ!
羽伏浦海岸の波で遊んでから『間々下温泉』の砂蒸し風呂体験へ。
女性専用ですが、肩こり腰痛がスッキリ!
是非体験して頂きたいです!
18:00|新島ロッジの夕飯
家族旅行にもおすすめな新島ロッジの夕ご飯。
お部屋からご飯まで、ゆっくりくつろげる素敵なお宿でした!
【3日目】最終日まで旅行気分
最終日、天気に恵まれて新島の海の綺麗さを改めて感じることができました。
9:00|新島ロッジをチェックアウト
家族全員、ゆったりと朝風呂を済ませ、新島ロッジを後にします。
10:00|新島のオシャレ農協へ行く
『新島村農協』で明日葉ラテ、明日葉ジェラート、アメリカ芋ジェラートを堪能。
ロゴも凝っていて、細かい所までオシャレです。
11:00|新島屈指のオシャレカフェ
カフェ好きなら押さえておきたい、新島のオシャレカフェ・POOL。
住宅街から少し外れた、静かな場所にあります。
新島一オシャレなお店と言う口コミも見かけるだけあり、モダンでシックな店内に美味しそうなスイーツが並んでいました。
お店の外に設置されたパラソルの下でコーヒーを飲む人たちの姿もあり、のんびりと素敵な空間でした。
11:30|旅行納め!海を見ながら出航までランチ
お昼は、POOLで買ったラップサンドと、商店で購入したおにぎりなど。
島の商店には、手作りのお惣菜が並んでいることが多いです。
レストランに入るのも良いですが、地元の方が普段から食べているものが美味しかったりもします。
その土地の味を知るのも楽しいのでおすすめです!
12:00|新島出航
さるびあ丸で出航です。
今回は大型船を利用しましたが、ジェット船に乗れば2時間20分で竹芝に着きます。
その時の状況に合わせて、旅行のスタイルを変えることが可能です。
【新島・式根島2泊3日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ
振り返ってみると内容盛りだくさんの新島・式根島の旅行でしたが、不思議と忙しさは感じませんでした。
島民の方々は、まるでご近所さんのように旅行で来島した我が家の子供たちにも声をかけ、島のことを色々と教えて下さいました。
そんな新島・式根島の人や土地の雰囲気が、忙しさを感じさせないのかもしれません。
参考までに、今回の旅の内容や費用を簡単にまとめてみました。
旅程
日程 (2022年11月) | 体験したこと |
---|---|
1日目 | 新島に上陸 連絡船にしきで新島から式根島へ移動 式根島散策 泊海水浴場/神引展望台/東要寺/松ケ下雅湯(温泉)巡り 焼き鳥屋/ラーメン屋にて夕食 |
2日目 | 新島散策 羽伏浦海岸/石の動物園/石山展望台/新島アートガラスセンター/新島空港巡り お弁当を購入し昼食 ボロ桟橋、和菓子処、お土産屋巡り 砂蒸し風呂 |
3日目 | 新島散策 農協/カフェ巡り 海辺で昼食 さるびあ丸で帰路へ |
かかった費用
項目 | 費用 |
---|---|
船賃 さるびあ丸(往:特1等/復:2等) | 60,000円 |
連絡船にしき船賃 (大人×2) | 1,680円 |
ホテル代 (1泊素泊まり+1泊夕付き) | 45,000円 |
温泉代大人×1 砂むし風呂大人×1 | 1,000円 |
食費 | 20,000円 |
レンタカー代 | 16,000円 |
その他(お土産代) | 5,000円 |
合計 | 148,680円 |
※上記費用は、大人×2名+未就学児×3名で旅行したおおよその金額です。
宿泊した施設
日程 | 宿泊施設 |
---|---|
1泊目 | 新島温泉ロッジ |
2泊目 | 新島温泉ロッジ |
利用した交通手段
行程 | 交通手段 |
---|---|
竹芝⇆新島 | 東海汽船・さるびあ丸 |
新島⇆式根島 | 連絡船・にしき |
新島内 | レンタカー |
式根島内 | レンタカー |
体験したツアー・アクティビティ
日程 | ツアー・アクティビティ | 予約サイト |
---|---|---|
2日目 | 砂むし風呂 | 現地で受付 |
お気付き方もいると思いますが、羽伏浦海岸が綺麗すぎて何度も訪れてしまいました!
サーフィンをしている人が多いかと思いきや、海岸は貸切状態。
実は、伊豆諸島は夏よりも秋冬の方が景色がきれいに見えます。
海に入らないのであれば、秋に訪れてみるのもおすすめです。
伊豆諸島を回ってみて、個人的に一番海の美しさを感じた新島。
海の色は、砂の色によって大きく変わります。
きらきらと輝くコーガ石が、もしかしたら影響しているのかもしれませんね。
私の主観ですが、コーガ石が使われた町並みは少し沖縄を連想させ、サーフブランドを感じさせるようなオシャレなお店や宿、品物が多い印象を受けました。
雰囲気は南国を感じさせますが、新島、式根島の秋はやはり肌寒いので、ご注意ください。
またオフシーズンは特に、工房や飲食店も空いているとは限らないので、事前に確認しておくか予約しておくことをおすすめします。
奇跡的な地形が生み出す絶景の数々。
この旅行記が、家族旅行の参考になれば嬉しいです。
良い旅を!