東京

【利島1泊2日モデルコース】5人家族旅行で心のデトックス。想定外も旅のうち!

旅行モデルコース研究所
記事内に広告が含まれる場合があります
利島1泊2日旅行のポイント
  • 静かな自然の中、家族みんなでストレスデトックス
  • 利島の椿油商品をはじめ、丁寧な利島ブランドのお土産を発見
  • 島の方から「出られる時に島を出ろ」とアドバイスを受け、利島から新島へ

伊豆大島と新島の間に位置し、国内有数の椿油を生産する利島は東京都心から南へ140キロ、ジェット船で約2時間25分で到着します。

人口約330人の小さな利島は波の影響で船の着岸率が低く、昔はヘリコプターで本土と行き来できる人が住むお金持ちの島と呼ぶ人もいたそうです。

現在では新しい桟橋ができ、昔に比べると上陸しやすくなりました。

しかし、伊豆諸島の中でも利島は今でも着岸率が低く、上陸が難しい秘島です。

穏やかな時間から、帰りはちょっとしたハプニングもあった家族旅行を紹介します。

【1日目】利島を初訪問

他の島に比べてジェット船の着岸率が低い利島へは、東京・竹芝から出る『東海汽船』の大型船・さるびあ丸で向かうと上陸できる確率が上がります。

今回は、大人2名と未就学児3名で夜発の大型客船の旅を楽しむことにしました!

7:30|利島に上陸

今回お世話になった民宿・利島館に荷物を置いて、島を散策しました。

利島村は、生活に必要な施設が全て徒歩圏内にあります。

島を覆うヤブツバキは整備され、椿の実もたくさん落ちていました。

8:00|利島の桟橋で釣りをする

釣り道具を持参したので、家族で釣りに出かけました。

ほとんど人に出会わないので、波音を聞きながら魚がかかるまで家族でのんびりと桟橋に腰かけます。

釣り上げた小さなフグは食べられない魚でしたが、食べられる魚もよく釣れるそうです。

何かをしたわけではないのですが、頭が軽くなったような心地いい時間でした。

12:00|利島のお土産屋さんでアイスを食べる

利島でジェラートが食べられるお土産屋・モリヤマへ。

モリヤマでは隣の島・伊豆大島の大島牛乳がいただけ、利島の特産品も置いてありました。

利島の商店に向かう際は、事前に定休日と営業時間の確認をしてから伺うことをおすすめします。

14:00|利島土産の高級椿油を発見

利島の椿油は、椿実の採取から梱包まで全て利島内で行っており、品質の良い高級油として知られています。

利島農協の商店でフェイスマスク・LuLuLunと椿油がコラボした商品を発見しました。

利島農業協同組合ではヘアケアや肌用、リップクリーム以外にも、食用の椿油も販売しています。

商店では利島の特産品から生活用品、お弁当などの購入も可能。

個人的には、からむし麺と手作りクッキーが食べやすくておすすめです。

18:00|利島館で夕食をいただく

利島館でいただいた夕食です。

ご主人が切り盛りされている利島館は、掃除が行き届いた清潔感溢れる宿でした。

【2日目】利島から新島を経由して帰路へ

波の状況から宿のご主人や船待職員の方に勧められ、昼過ぎ発のさるびあ丸を待たず午前のジェット船で島を出ることにしました。

7:00|利島館の朝食をいただく

利島館で朝食をいただきます。

家庭的で、おいしい食事に落ち着きました。

8:00|利島を車で一周

利島館のご主人から車を借り、利島を一周します。

途中で景色を見ても、30分ほどで一周できてしまう小さな島です。

レンタカーショップはないですが、車は宿で貸してくれる場合があります。

9:00|利島の桟橋でウミガメと出会う

利島の桟橋を眺めていると、ウミガメと遭遇することがあります。

初日に釣りをしていた時も、ずっとウミガメが近くを回遊していました。

利島周辺には一家族のイルカの群れが住みついており、運が良ければイルカとも出会えるそうです。

10:00|利島から新島へ

予定を変更し、各島行きのジェット船に乗り込みます。

13時オープンのカフェ・ねことまちあわせには行けず残念でしたが、小さな砂浜を眺めて利島と別れました。

利島には元々砂浜はありませんでしたが、砂を持ってきて作ったそうです。

海が澄んでいるので、白い砂浜がとても綺麗でした。

12:00|新島から帰路に就く

思いがけず立ち寄った新島では、海の美しさに感動しました。

想像以上にモヤイ像がたくさん立っていたので「不思議な島だな」と思いましたが、輝き透き通る海が見られてよかったです!

新島の商店でお弁当を買って、海岸で昼食をとりました。

2時間ほど新島を楽しんで、帰りのさるびあ丸で帰路につきます。

【利島1泊2日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ

自然の中で、「何もしなくていい」という贅沢な時間を過ごした利島と、急遽ジェット船にも乗船して新島散策を楽しんだ今回の家族旅行。

帰りに乗ったさるびあ丸は利島に着岸しなかったので、午前中に利島を出ていて正解でした。

今回の旅行の詳細をまとめてみたので、参考にしてみてください!

旅程

日程
(2022年9月)
体験したこと
1日目さるびあ丸で利島へ上陸
利島で釣り
利島散策(ジェラート・農協訪問)
2日目利島を車で一周
利島の桟橋周辺を散策
ジェット船で利島から新島へ
新島から帰路に就く

かかった費用

項目費用
船代
(竹芝→利島/さるびあ丸2等)
15,000円
船代
(利島→新島/ジェット船)
3,000円
船代
(新島→竹芝/さるびあ丸2等)
18,000円
ホテル代30,000円
利島館レンタカー代3,000円
食費7,000円
その他(お土産代)5,000円
合計81,000円

※金額は大人2名+未就学児3名でかかったおおよその金額です。

宿泊した施設

日程宿泊施設
1泊目利島館

利用した交通手段

行程交通手段
竹芝→利島東海汽船 さるびあ丸
利島島内宿のレンタカー
利島→新島東海汽船 ジェット船
新島→竹芝東海汽船 さるびあ丸

利島は有名な観光スポットがあるわけではないですが、緑と波音の中で静かな時間が過ごせます。

人との遭遇率も低いので、一人で何もせず、何も考えない時間を作りたい人にはおすすめの環境です。

子供たちも、船に乗ったり自然を観察したりなど日常で経験できないことが多く、気さくに接してくれる島民の方のおかげで「楽しい家族旅行だった」と旅行後も話題にしています。

今回の家族旅行ではさるびあ丸の2等和室で予約をしましたが、2等は雑魚寝スタイルなので寝袋やマットレス、ブランケットを持参している人もいました。

睡眠を重視するなら、特1以上の部屋の予約をおすすめします。

22時半に竹芝を出発したさるびあ丸は朝の6時ごろに伊豆大島に到着するので、船の甲板に出て海の上から朝日を望むのも新鮮でした。

海上は風が強いので、防寒具の用意をおすすめします。

名所を巡って遊びつくす家族旅行も楽しいですが、たまには何もないところで家族で心をリセットする旅行をしてみてはいかがですか?

ABOUT ME
旅行モデルコース研究所
旅行モデルコース研究所
旅行を最大限に楽しめるような旅行のモデルコースを追求しています。どんなルートで旅をしようか迷っている方は当サイトの記事を参考してみてください。
記事URLをコピーしました