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【伊豆大島2泊3日モデルコース】子連れ旅行!熱海から45分で家族5人の島遊び

旅行モデルコース研究所
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【伊豆大島2泊3日】旅行のポイント
  • 家族旅行で気楽に行ける島旅
  • 観光しやすく、自然のパワーを間近に感じられる伊豆大島
  • 海だけではない、伊豆大島の島遊び

「島に行きたいけど、子連れだと行きづらい」「島の旅行は、準備するものが多くて大変そう」など島旅行はハードルが高いと思っている方も多いのではないでしょうか?

竹芝からジェット船で1時間45分ほどで到着する伊豆大島ですが、熱海から行くとさらに短時間で上陸できます。

伊豆大島は、伊豆七島の中では人口が多い島なので必要最低限の物は現地で調達でき、車で1時間ほどで島を一周できるので、島内の移動時間もさほどかかりません。

今回は、手軽に島旅を満喫できる伊豆大島に、大人2名、小学生1名、未就学児2名の5人家族で冬の家族旅行に行ってきました。

島への旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【1日目】家族で船旅。熱海から伊豆大島へ

伊豆大島へは、東京・竹芝桟橋から向かう方が多いですが、静岡の熱海港から東海汽船のジェット船で行く方法もあります。

熱海港のすぐ隣に駐車場があるので、車を駐車場に停めて乗船する方も多いようです。

熱海港から熱海駅まではバスもあるので移動はしやすいですが、小さい子供がいて往復の車利用が楽な場合は特に駐車場の存在は重宝します。

10:00|約45分で伊豆大島に着岸

伊豆大島の岡田港に上陸しました。

『J.S.オートレンタカー』で車を借りて、元町方面へ向かいます。

レンタカーを借りると、岡田港就航時は港で車を受け取れ、荷物の移動も少なくなるので安心です。

10:30|伊豆大島・火山博物館を見学

伊豆大島の歴史が学べる『火山博物館』へ。

実際に、噴火後に固まった溶岩などが展示されています。

そして、おすすめが1日に3回ほど上映される映画です。

伊豆大島の自然や地形の歴史がよくわかる映画なので、伊豆大島を周る前に観てから各地を観光すると、感慨深さが変わってくるでしょう。

映画は、大人200円が入館料とは別にかかりますが、45分とボリュームもあるので一見の価値ありです。

また、火山博物館は間もなくリニューアルのため閉館予定です。

訪れる際は、事前に開館情報を確認してください。

12:30|伊豆大島名物・明日葉チャーハンに舌鼓

昼食は、伊豆大島・岡田港の目の前にある、浜のかあちゃんめしでいただきました。

店名の通り、伊豆大島のお母さんたちが料理を作ってくれるアットホームなお店です。

明日葉の天ぷらやウツボ丼などの伊豆大島名物がいただけますが、我が家の子供たちが絶賛したのが、明日葉チャーハンでした。

べっこう丼は、青唐辛子が効いていて辛めなので、大人の方で召し上がってみてください。

12:30|伊豆大島の元町港で桟橋から海を望む

伊豆大島の冬は風が強くて寒いですが、空気が澄んでいるので夏よりも景色がきれいに見える日が多いそうです。

伊豆大島の桟橋から見える富士山と夕日は、何度見ても飽きません。

ぜひ天候のいい日は、桟橋に足を運んでみてください。

16:00|伊豆大島の赤門に泊まる

今回の伊豆大島旅行では、ホテル赤門に宿泊しました。

古い宿ですが元町の中心街にあり、港やスーパー、郵便局などにも徒歩で行ける立地の良い宿です。

室内は、布団4組が余裕で敷けるほどゆったりとしており、掃除が行き届いた気持ちのいい宿でした。

この旅行では夕食を付けなかったので、スーパーでお弁当などを購入し部屋で済ませました。

スーパーにも、郷土料理のべっこう寿司などが売っています。べっこう寿司はお店によって味が違うので、味比べをしてみるのも楽しいですよ。

【2日目】伊豆大島の北部を満喫

伊豆大島は北部と南部に分かれており、野増地区から北が北部といわれています。

港がある元町や岡田も北部に入り、伊豆大島の中でも人口や商店が多い地区なので、観光の拠点に便利です。

北部には、観光名所の泉津の切通しをはじめ椿花ガーデンや椿園などがあり、夏は海水浴場やプールなどに人が集まります。

8:00|伊豆大島の宿・赤門で朝食をいただく

赤門の朝食は、干物を中心とした純和食です。

伊豆大島の特産品である、明日葉のおひたしもいただけます。

食後にコーヒーがあるのも嬉しいポイントです。

子供用には、イカのお刺身の代わりにソーセージとミカン、ふりかけが配膳されました。

10:00|伊豆大島のパン屋さんでパンを購入

伊豆大島の元町港の船待には、海のパン屋さんがあります。

10時のオープンと同時に20種類ほどのパンが並び、価格もリーズナブルです。

海のパン屋さんでお昼用のパンを購入して、伊豆大島を周ります。

11:00|伊豆大島の動物園に入園

伊豆大島には、無料で入園できる動物園があります。

『大島公園動物園』には、鳥類や大きなリクガメをはじめラクダやラマ、コウモリ、レッサーパンダなど多くの動物がおり、無料とは思えないほど充実した内容の動物園でした。

動物園を周った後は、隣接する芝広場でパンを食べて遊びまわります。

15:00|伊豆大島の牧場カフェへ

牧場に併設されたカフェ『ぶらっとハウス』で、ソフトクリームとジェラートをいただきました。

伊豆大島は昔、酪農が盛んだったらしく、大島牛乳は伊豆大島でしか飲むことができない牛乳です。

また、ぶらっとハウスでは地元の方が作った野菜やお菓子、特産品も購入できます。

おやつを食べたあとは、広場の手作り遊具で遊んだり、牛を観察したり買い物したりと家族で思い思いに過ごしました。

18:00|伊豆大島の島民のお風呂・御神火温泉へ

伊豆大島の海岸沿いに建つ温泉『愛らんどセンター御神火温泉』で温泉に浸かりました。

御神火温泉にはプールが併設されており、年間パスの販売も行っているので、島民の方の利用頻度が高い温泉施設です。

館内には、食事処もあるので入浴後におすすめの明日葉チャーハンなどをいただきました。

【3日目】伊豆大島の南部を周って帰路へ着く

元町から車で20分ほど行くと、伊豆大島の南側、南部地区に到着します。

筆島やトウシキ、鵜飼商店のコロッケなど、南部は伊豆大島の観光名所が点在している地区です。

南部も、近年一棟貸しの宿やおしゃれなカフェが増えて観光しやすくなりました。

道中、観光名所の地層断面、通称・バウムクーヘンの前を通って波浮港へ向かいます。

10:00|伊豆大島のおしゃれカフェでモーニングコーヒー

伊豆大島の波浮にあるカフェ『ハブカフェ』へ。

ハブカフェでは、ライターでもある店主のこだわりのコーヒーがいただけます。

トーストなどの軽食もあり、レーズントーストは薄さにもこだわったのだとか。

訪れた際は、ぜひ尋ねてみてください。

11:00|伊豆大島の隠れた名所・貝の博物館へ

伊豆大島の波浮港へ向かう少し手前に、世界中から集められた貝殻が展示されている貝の博物館『ぱれ・らめーる』があります。

福祉会館の中にあり、規模は小さいですが珍しい貝殻の数々に癒やされました。

ボーリング場や食堂も併設され、伊豆大島では雨の日でも遊べる数少ないスポットです。

12:00|伊豆大島の有名店でお寿司をいただく

伊豆大島でお寿司といったら、波浮の港鮨が一番有名かもしれません。

ていねいに握られたお寿司は、家族全員で太鼓判を押すほど美味しかったです。

また、個人的におすすめの天丼は、タレが絶品でした。

人気店なので、予約は必須。

家族連れなど大人数や小さい子供がいる場合は座敷に案内していただけるので、予約時に尋ねてみると安心です。

14:30|伊豆大島の岡田港で大型船を見送る

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伊豆大島の岡田港へ向かい、出航手続きやお土産を購入しながら乗船時間を待ちます。

普段生活する中で、見る機会がない船が着岸する様子などは圧巻です。

伊豆大島に就航している大型客船・さるびあ丸を間近で見られるので、子供たちも大はしゃぎでした。

船の待ち時間で、お土産を購入します。

15:30|伊豆大島から熱海へ帰路に就く

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ジェット船に乗り、伊豆大島を後にします。

16時半頃には熱海港に到着するので、到着後は熱海でゆっくりするのもいいですね。

我が家は車を熱海港に停めていたので、子供たちは帰り道にぐっすり寝てくれました。

【伊豆大島2泊3日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ

伊豆大島は、海が美しく冬の旅行で訪れる方が多いですが、海以外にもたくさん見どころがあるので冬の旅行にもおすすめです。

今回の旅行の費用などを簡単にまとめてみました。

伊豆大島旅行の参考にしてみてください。

旅程

日程
(2023年12月)
体験したこと
1日目ジェット船で熱海から伊豆大島へ
伊豆大島・火山博物館へ
かあちゃんめしで昼食
赤門にチェックイン
2日目海のパン屋さんでパンを購入
伊豆大島動物園へぶらっとハウスでおやつ
伊豆大島・御神火温泉へ
3日目ハブカフェ貝の博物館ぱれ・らめーるへ
港鮨で昼食
港で船を見て伊豆大島から熱海へ

かかった費用

項目費用
船代(熱海港⇆伊豆大島)18,000円
ホテル代(2泊朝食付き)49,000円
レンタカー代18,000円
食費21,000円
お土産代2,200円
博物館・温泉施設利用代4,500円
熱海港駐車場代7,300円
合計120,000円

※上記の金額は、大人2名+小学生1名+幼児2名のおおよその金額です。

宿泊した施設

日程宿泊施設
1泊目ホテル赤門
2泊目ホテル赤門

利用した交通手段

行程交通手段
熱海港⇆伊豆大島ジェット船
伊豆大島島内レンタカー

体験したツアー・アクティビティ

日程ツアー・アクティビティ予約サイト
1日目伊豆大島・火山博物館現地受付
2日目伊豆大島・御神火温泉現地受付
3日目貝の博物館・ぱれらめーる現地受付

伊豆大島は、元町を中心に南北それぞれ車で片道20分程度で行ける利便性の高い島です。

こじんまりとしているので一つの観光名所に要する時間も少なく、移動中の車内からバウムクーヘンや泉津の切通しなどのフォトスポットを見ることもでき、時間がなかったり子連れでゆっくり観光ができない方には観光しやすい島でしょう。

我が家は、かなりゆっくりペースなので2泊3日でこのコースを周りましたが、一般的なペースなら1泊2日でも周れるコースだと思います。

実際、この記事で紹介した以外にも公園で遊んだり、港でのんびり過ごす時間もありました。

三原山登山も一番山頂まで早く行けるコースは、登山口から片道徒歩45分程度で登頂できるので、一周1時間ほどかかるお鉢巡りをしても4時間ほど確保できれば実行できます。

注意点があるとすれば、事前にお店の営業時間を調べることと、レンタカーの予約をおすすめします。

レンタカーは借りた方が予定が立てやすく、荷物の移動も手間がかからないので便利です。

子連れの家族旅行もしやすい伊豆大島で、ゆったりと島時間を感じてみてはいかがでしょうか?

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