【箱根2泊3日モデルコース】山・海・湖まで!絶景多数のドライブ2人旅
- 天然記念物『忍野八海』を周遊、池のほとりであったかグルメ。
- 芦ノ湖スカイラインで爽快ドライブ!芦ノ湖のビュースポットをひとりじめ。
- 殿様気分で小田原城の天守閣から小田原市と海を一望!
寒くなってくるこれからの季節、箱根の湯けむりがあなたを待っています。
おこたに鍋と熱燗もよいですが、私がとりわけ恋しくなるのが温泉です。
箱根湯本の宿を拠点として、昼間は隣接する山梨県や静岡県までドライブ!
朝と夜は露天風呂で静かな自然をあたたかく浴びる。
静と動を味わい尽くす2泊3日のドライブ旅をご紹介します。
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【1日目】忍野八海を周遊&芦ノ湖をドライブ
岐阜から東京へ遊びにきていた友人の車で山梨方面へ。
写真は高速道路を走る車の助手席での1枚。
冬の澄んだ空に薄っすら雪化粧をした富士山がそびえています。
富士山に見守られながら、私たちは最初の目的地である『忍野八海』を目指します。
12:15|忍野八海に到着
お昼には忍野八海のある山梨県忍野村に到着。
かやぶき屋根の建物が並ぶ街並みは、過去の飛び地に迷い込んだよう。
日々の喧騒を忘れさせる穏やかな時が流れ、透明度の高い池の水面と威風堂々とした富士山の調和が心を落ち着かせます。
13:00|池のほとりの『池本茶屋』でおそばと天ぷら
散策でお腹が鳴ったので、次の目的地へ向かう前に『池本茶屋』で昼食。
旅をしたのは12月上旬、冷えた体を温めるやさしい月見そばでした。
こちらは天ぷらの盛り合わせ。
海老をはじめ、さつまいもやかぼちゃなど、大迫力のボリューム!
満腹になり、体の内からほっこりしました。
13:30|デザートに名物「草餅」を実食
満腹…だったはずなのですが、出発前に寄ったお土産屋さん『忍野八海池本』で草餅についつい手を伸ばしてしまいました。
その場で焼いてくれるので、焼きたての誘惑には抗えません。
口元に運ぶと、よもぎをより強く感じられる香り高いお手軽スイーツです。
15:00|芦ノ湖スカイラインで絶景ドライブ
忍野八海をあとにした私たちは、宿のある箱根を目指しながら『芦ノ湖スカイライン』へ。
道中には車を停められるポイントがいくつかあり、芦ノ湖を一望できます。
芦ノ湖スカイライン内にある『レストハウス フジビュー』でだいたい3時のおやつ。
満腹だったはずのお腹を更に満たしていきます。
「どら焼きソフト」は濃厚な生乳ソフトクリームを軽い甘さのどら焼きで挟んだ逸品。
愛らしいマグカップに注がれたホットのカフェオレと一緒にいただきました。
こちらのお店、クッキーという名前のヤギさんがいます。
敷地内の一部が白い柵で囲われ、中にはクッキー一匹だけ…後ろの夕日も相まって哀愁すら感じさせました。
柵のお絵描きが何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
出発前に癒されました。
17:00|『箱根湯本温泉 天成園』にチェックイン
芦ノ湖スカイラインを走り抜け、旅の拠点である『箱根湯本温泉 天成園』に到着。
すぐそばを流れる須雲川のせせらぎが聴こえる立派な佇まいの旅館です。
最上階の「天空大露天風呂」は極上の解放感。
箱根の自然と溶け合ってしまうようなポカポカとしたまどろみを味わえます。
【2日目】小田原から熱海へ!ノープランドライブ
清々しい空気を天空大露天風呂で全身に感じる気持ちのいい朝。
朝食ブッフェを欲張った2人は、膨らんだお腹を抱えて2日目のドライブへ出発。
ノープラン状態で車を発進!
山中を下りながら、行き先を『小田原城』に決めました。
10:30|小田原城と小田原城址公園を散策
膨らんだお腹を凹ませるべく、広い小田原城址公園内をウォーキング。
馬出門から本丸までの道を辿り、天守閣まで登った私たちを待っていたのは、小田原市の街並みと相模湾のオーシャンブルー!
殿様気分の見晴らしのよさでした。
13:00|熱海親水公園まで海岸線を走る!
天気のよさから海岸線を走りたい衝動に駆られた私たちは、熱海方面に向かって車を安全運転で飛ばします。
日差しに煌めく海は、冬でも走る車の窓を開けたくなる美しさ。
熱海親水公園まで来た頃には、雲が多くなっていましたが、雰囲気のあるデッキから見えるたくさんのボートと熱海城のコラボレーションは、足を伸ばした甲斐のある景色でした。
14:00|仲見世通り商店街で寄り道
箱根方面に戻りながら、仲見世通り商店街をチラ見。
歩き回ったお陰で満腹だったお腹に僅かなスキマが。
すかさず温泉饅頭を頬張ります。
お邪魔した『桜井商店』は、店先の蒸し器から焼き印の入った温泉饅頭を小さいお盆で出してくれました。
蒸したてに勝るものなし、お土産で買う方も、ぜひ蒸したてをひとつ食べてみてください。
ホカホカです!
19:00|旅館に帰還!個室でブッフェを堪能
海岸線のドライブを満喫した私たちは、部屋でひと休みしてから夜のブッフェへ。
宿泊最終日の夜だったからか、個室にご案内いただきました。
不思議なことですが、人は美味しそうなものを目の前にすると、お腹が空いてくるのです。
たとえ満腹であったとしても…。
まるまるっとした可愛らしい見た目のパイシチューはおかわり必至の絶品でした。
22:00|旅館の客室にてお土産で乾杯
はち切れそうなお腹で3回目の天空大露天風呂。
大きいお風呂は、何回入ってもいいですからね。
部屋に戻った私たちは、仲見世通り商店街で買っておいた伊豆の国ビールで乾杯。
伊豆には行っていませんが、美味しければよいのです。
続いてこちらは『熱海プリン カフェ2nd』で購入した熱海プリン。
ブッフェでデザートはガッツリ食べたのに、さらにデザートを重ねて2日目を終えました。
【3日目】鎌倉に横浜!寄り道満載の最終日
いよいよ最終日の朝。
4回目で最後の天空大露天風呂に長めに浸かってゆっくりと目覚めます。
欲張って鎌倉と横浜にも立ち寄り、2人は東京へ帰ります。
08:30|贅沢三昧のブッフェを海鮮丼で〆る
見てください、この芸術点の高い私の海鮮丼を!
ホタテ、サーモン、シラスに明太子、好きなものしか乗っていない自己肯定感すら上がりそうなビジュアルです。
最終日のテンションを上げに上げて、私たちは2日間お世話になった旅館を出発します。
11:00|鎌倉大仏で有名な高徳院にて紅葉を愛でる
『鎌倉大仏』はもちろん知っていましたが、実際に拝覧したのはこの日が初めてでした。
思わず後ずさりしそうになる大きさに驚きを隠せません。
12月に入ってはいましたが、境内のあちこちで紅葉がまだまだ見ごろでした。
紅葉と銀杏の共演で少し遅めの紅葉狩りが叶いました。
11:30|由比ヶ浜をゆっくり歩く
高徳院からほど近い『由比ヶ浜』を散策。
沖の方には、ボートセーリングを楽しむ人たちが見えました…寒くないんでしょうか…?
ぷかぷかと不規則に並ぶ帆の列には心地よさを感じました。
海に入る用意のない私は、浜辺でシーグラスを集めます。
12:00|鶴岡八幡宮を参拝
また少し移動して『鶴岡八幡宮』を訪れました。
奉納されている酒樽の多さからも地域の信仰の厚さが伺えます。
酒飲みの私はついつい目がいってしまうだけですが、地域毎に奉納される銘柄にも特徴があるので、見比べてみると面白いですよ。
真っ直ぐと伸びる段葛(だんかずら)は圧巻の迫力。
周辺には多種多様なお店が出店しており、賑わいをみせています。
私たちが立ち寄った『SAMURAIソーセージ』もそのひとつ。
ビール必須のジューシーなソーセージは嚙み応え抜群!
16:00|横浜にて赤レンガ倉庫と中華街の夜景を眺める
旅の終わり、余韻に浸りにやって来た『横浜赤レンガ倉庫』には灯りがつき始めます。
停泊する船の灯りも見え始め、辺りは何ともムーディーな感じに。
海風が冷たくなってきたので、私たちは『横浜中華街』へ。
赤レンガ倉庫とは打って変わって「人間の営み」という感じの夜景。
夕飯時だったので人の往来が激しかったです。
東京の自宅での晩酌用に少しおつまみを買い、2泊3日の旅を締めくくりました。
【箱根2泊3日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ
山、海、湖、どこに行っても初めての絶景は、日々の喧騒で擦れた心を癒すものばかりでした。
旅館の料理があまりに美味しかったので、2泊3日は常時満腹でまわることに…。
加えて行った先々での食べ歩きグルメ、体の増量は必要経費でした。
神奈川、山梨、静岡を縦断する相当にアクティブな旅ですが、みなさまの参考になれば幸いです。
最後に箱根2泊3日の旅程をかんたんにご紹介します。
旅程
日程 (2020年12月) | 体験したこと |
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1日目 | 忍野八海を周遊 池本茶屋でおそばと天ぷら 名物「草餅」を実食 芦ノ湖スカイラインを走る 『箱根湯本温泉 天成園』にチェックイン |
2日目 | 小田原城で小田原市と相模湾を一望 熱海親水公園までドライブ 仲見世通り商店街で温泉饅頭 旅館の個室でブッフェを楽しむ お土産の地ビールで乾杯 |
3日目 | 朝一で海鮮丼 鎌倉大仏と紅葉を訪ねる 由比ヶ浜でお散歩 鶴岡八幡宮を参拝 横浜で赤レンガ倉庫と中華街を探索 |
かかった費用
項目 | 費用 |
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ホテル代 | 8万円 ※シーズンにより変動あり |
食費 | 2万円 ※宿泊先での食事を除く |
その他 (お土産・高速道路代など) | 4万円 |
合計 | 14万円 |
宿泊した施設
日程 | 宿泊施設 |
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1泊目 | 箱根湯本温泉 天成園 |
2泊目 | 箱根湯本温泉 天成園 |
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