【青森4泊5日モデルコース】食に文化に自然に!2人で青森の魅力を再発見する旅!
- とにかく海鮮!新鮮で安くて美味しい海の幸に舌鼓
- 雄大な大自然を五感で満喫
- ねぶたはお祭りの時期以外も楽しめる!
本州最北端に位置する青森県。
青森と聞けば、りんごを思い浮かべる方も多くいらっしゃると思いますが、もちろん、魅力はそれだけではありません!
新鮮な海鮮、ねぶた祭り、山や渓流・湖といった大自然など、想像よりもたくさんの魅力に溢れていました。
この記事では、青森県を存分に満喫した、友人との二人旅の様子をお届けします。
【1日目】青森市内を散策
1日目は青森市内を散策しました。
到着してすぐに、りんごやねぶたなど、青森と聞けば思い浮かべるものに出会えて、これから始まる旅に胸が高鳴りました。
10:30|青森駅前ビーチ散策
朝一番の飛行機で9時過ぎに青森空港へ到着。
青森駅は青森空港からほど近く、車で30分ほどです。
駅のすぐそばには、りんごをテーマにした土産物店『A-FACTORY』や、かつての青函連絡船『八甲田丸』を利用した博物館があるなど、見どころが盛りだくさん。
着いて早々、りんごのアイスを食べたり、「AOMORI」と型取られたオブジェを見たりと、散策が楽しいエリアでした。
12:00|『ねぶたの家 ワ・ラッセ』で青森の夏を感じる
『ねぶたの家 ワ・ラッセ』は、真っ赤な外観が目を引く建物で、予約なしで見学できました。
ねぶたの歴史を学べるだけでなく、お祭りで実際に使用される、ねぶたや太鼓を間近で見ることができます。
ねぶた作成者の思いも綴られており、ひと夏にかける思いがひしひしと伝わってくる展示内容でした。
展示されている大きなねぶたは圧巻で、実際に動いているところを想像するだけで、非常にワクワクしました。
14:30|昼食にはほたてラーメン
青森駅前を後にし、むつ市方面へ向かう途中で、遅めの昼食。
養殖ホタテ発祥地であり日本有数のほたての産地である平内町の『ほたて広場』で、ほたてラーメンをいただきました。
ほたて出汁のスープに、貝殻付きのほたてが贅沢に入っており、ほたて好きには大満足の一杯でした。
16:30|宿泊先へチェックイン
むつ市の代官山公園内にある『PARK DAIKANYAMA』へチェックイン。
公園の中に、グランピングテントとトレーラーハウスが立ち並んでおり、私たちはグランピングを楽しみました。
テント内には薪ストーブがあるため、寒い冬でも楽しめそうです。
また、BBQセットの貸し出しや公園内にレストランもあるので、思い思いの夕食を楽しむことができます。
【2日目】恐山から八戸市内へ
2日目は、恐山を堪能した後、八戸市内へ移動。
少し距離がありましたが、雄大な自然を横目にドライブをするのは気持ちよかったです。
八戸では酒蔵見学や地場産のグルメを楽しみました。
10:00|まるで異世界に迷い込んだよう?『恐山』へ
2日目は朝一番で『恐山』を訪問。
名前のインパクトが大きな名所ですが、実際に訪れてみても驚きと感動の連続でした。
まず、温泉が湧き出しているため、全体に硫黄の匂いが漂っています。
菩提寺を抜けるとゴツゴツした岩場が続き、歩くのが大変ですが、それを抜けた先には「極楽浜」と名付けられた美しい湖と浜辺が目の前に広がっていました。
そして、極楽浜を後にし、いくつもの「地獄」と名付けられた場所を越えて、やっと菩提寺へ戻ることができます。
硫黄の匂いが充満し、地獄のような風景と天国のような美しさが隣り合わせとなった恐山は、とても不思議で、異世界に迷い込んだようでした。
14:00|回転寿司『函太郎』で昼食
昼食には、函館に本店がある回転寿司『函太郎』へ。
新鮮で大きなネタのお寿司がリーズナブルにいただけて、お腹いっぱい食べても一人2,000円ほどでした。
自分の好きなネタを好きなだけ食べられるのが、回転寿司の良いところです。
15:00|八戸酒造見学
八戸に着いてすぐ、男山や八仙で有名な『八戸酒造』の見学へ。
蔵を見せていただき、長い歴史を聞いたあとで試飲させていただくお酒は格別でした。
伝統的な日本酒のみならず、ワイン酵母やヨーグルトを使用した、珍しいお酒もいただきました。
また、建物も大変古く、重厚感のある外観は一見の価値があります。
19:00|地のものを楽しむ夕食
地元でとれた、旬の食材を使用したお料理がいただける『おはな』で夕食。
直前に見学した八戸酒造のお酒とともに、新鮮なお刺身や名物の唐揚げを楽しみました。
アットホームな空間で、観光客にとっても大変居心地の良いお店でした。
20:30|ホテルにチェックイン
八戸の繁華街にある『ホテルグローバルビュー八戸』に宿泊。
リーズナブルですが、温泉大浴場もあり、旅の疲れを癒すことができました。
温泉から上がった後は、八戸酒造で購入した写真のお酒で乾杯!
【3日目】とにかく海鮮を楽しみ、優雅に過ごす
3日目は、朝から海鮮三昧!
たくさん食べた後は、ホテルでゆっくり過ごすことをメインとした、のんびりした1日。
日頃の疲れを癒す、優雅なひとときを過ごしました。
9:30|『八食センター』で朝から海鮮
朝一番で、八戸中央卸売市場の隣にある『八食センター』へ。
地元の海の幸はもちろん、野菜やお土産も売っている大きな市場です。
朝から贅沢に、たくさんの海産物をいただきました。
12:00|昼食にも海鮮丼
海鮮が大好きな私たちは、この日のお昼も『うみねこ亭』で海鮮丼をいただきました。
3,000円以下にもかかわらず、ウニまで入った贅沢な海鮮丼定食にお腹も心も満たされました。
海鮮丼のほかにも、茶碗蒸しがとてもおいしかったです。
13:00|海猫で有名な蕪嶋神社
空が白くなるほどたくさんの海猫がいることで有名な『蕪嶋神社』へ。
空からフンが落ちてくることも多々あるようですが、幸か不幸か、私たちが訪れた時には海猫はほとんどいませんでした。
こちらのおみくじは海猫をかたどっており、可愛くておすすめです。
16:00|ホテルへチェックイン
八甲田山にある『ホテル城ヶ倉』へ宿泊。
川の音を聞きながら入る温泉、季節のものをふんだんに使用した食事、木の温もりを感じる客室、全てに大満足。
早めにチェックインし、ゆっくり温泉に入ったり、各々で読書を楽しんだり、と優雅なホテルステイでした。
【4日目】渓流サイクリングに美しい湖や星空、青森の大自然を感じる1日
4日目は、奥入瀬渓流で朝一番のサイクリング。
爽快な朝のサイクリングの後は、渓流の源である十和田湖で美しい自然を堪能。
立ち寄った弘前市内でも多くの緑を感じたあとは、満天の星空で締めくくる、青森の大自然を全身で感じた1日でした。
10:30|奥入瀬サイクリング
美しい川と谷からなる、奥入瀬渓流でサイクリングを楽しみました。
青々とした木々の中を自転車で駆け抜けるのは、とても気持ちよかったです!
途中で立ち止まって、好きな場所で川や滝の美しさを眺めることができるのも、ドライブにはない、サイクリングの魅力の一つです。
14:00|十和田湖
ホテルで朝ごはんをたくさんいただいたので、昼食を取らずにそのまま十和田湖畔へ。
空と湖の美しい青の間に、木々の緑が挟まれた、とても美しい光景が広がっていました。
遊覧船で湖上を散策することもできるようです。
16:30|弘前市内散策
ホテルに行く前に、弘前藩の城下町として発展した弘前市へ寄り道。
弘前城のある弘前公園は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にも掲載されている、美しい公園でした。
レトロな洋館も立ち並んでおり、散歩するだけで楽しい、見所が盛り沢山な街でした。
18:00|ホテルにチェックイン
天文台を併設したホテル『星と森のロマントピア』に宿泊。
東京では見られない、溢れんばかりの満天の星空に感動しました。
天文台では、大きな望遠鏡から土星を観察するという、珍しい体験もできました。
そして、岩木山を望む大浴場に、舟盛りのついた夕食と、大満足の宿泊でした。
【5日目】世界遺産を巡る最終日
最終日は、世界遺産である白神山地と三内丸山遺跡へ。
自然遺産と文化遺産で、自然の尊さと人間の叡智を感じた1日となりました。
11:00|世界遺産・白神山地へ
今回の旅のメインイベントとして用意していた白神山地訪問。
残念ながら訪問の直前に大雨に見舞われてしまい、予定していたアクティビティを変更して、白神山地のブナ林散策道を楽しみました。
この日もあいにくの雨でしたが、葉を打つ雨の音が美しくこだまし、雨には雨なりの美しさがありました。
1時間ほどの軽い散策道でしたが、世界遺産の自然に触れることができてよかったです。
13:30|昼食に黒石つゆ焼きそばを初体験
名物のつゆ焼きそばをいただくため、黒石市の『すずのや』へ。
焼きそばをつゆの中に入れるのは斬新でした。
食べ慣れないお料理でしたが、麺もモチモチでとてもおいしかったです!
16:00|三内丸山遺跡
旅の最後は、2021年に世界遺産に登録されたばかりの三内丸山遺跡へ。
縄文時代の大規模な集落跡で、多量の土器や石器などの出土品、住居を見学できます。
また、縄文時代の暮らしをわかりやすく解説したコーナーもあり、勉強になりました。
学生時代に教科書で見たものが目の前にあることに感動を覚え、人類の長い歴史に思いを馳せることができる場所でした。
20:30|青森空港発
20時半の飛行機に乗るため、青森空港へ。
空港では、青森で有名な「味噌カレー牛乳ラーメン」をいただきました。
スパイシーなカレーと牛乳のまろやかさが不思議な調和を成していて、旅の思い出を語りながら食べるという、至福の時間を過ごしました。
【青森4泊5日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ
大好きな海鮮を楽しみ、大自然を満喫し、文化にも触れることができた、大満足の青森旅。
青森県にこんなにもたくさんの魅力があるとは、正直、訪れるまで知りませんでした。
今度はぜひ、ねぶた祭りが開催されている時期に訪れ、本州最北端の岬である大間まで足を伸ばしたいです。
また来たいと思わせてくれる、魅力に溢れた場所でした。
旅程
日程 (2022年8月) | 体験したこと |
---|---|
1日目 | 青森市内散策 |
2日目 | 恐山訪問、八戸酒造見学 |
3日目 | 海鮮を楽しみ、心身を休ませる1日 |
4日目 | 青森県の大自然を大満喫 |
5日目 | 世界遺産を巡り |
かかった費用
項目 | 費用 |
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飛行機代 | 約3万円 |
ホテル代 | 約5万円 |
食費 | 約1.5万円 |
その他 | 約2万円 |
合計 | 約11.5万円 |
全て一人当たりの金額です。
宿泊した施設
日程 | 宿泊施設 |
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1泊目 | PARK DAIKANYAMA |
2泊目 | ホテルグローバルビュー八戸 |
3泊目 | 八甲田城ヶ倉温泉 ホテル城ヶ倉 |
4泊目 | 星と森のロマントピア |