京都

【京都2泊3日モデルコース】お酒に絶景に海鮮!友人と2人で梅雨のオフシーズンを柔軟に満喫

旅行モデルコース研究所
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【京都2泊3日】京都2泊3日旅行のポイント
  • 日本三景「天橋立」へ1人乗りリフトで行く!新鮮な海鮮は店員さんの解説つき
  • 京都=和食じゃない!?夜の京都で斜に構えた居酒屋巡り
  • 雨天歓迎?雨も映える天龍寺&庭園

説明不要な日本の観光地代表、京都。

オーバーツーリズムの問題が取り沙汰される昨今、地方の穴場に注目が集まりがちです。

しかし、世の中の流行がどうであれ、名所は名所。

JR東海の「そうだ 京都、行こう。」にある通り、ふと思い立って行きたくなりますよね。

私も思い立ち、友人と2人で計画を立てました。

オンシーズンの京都は体力がもたない…と考えた私たちは、梅雨のオフシーズンに狙いを定めてプランニング。

天候の変化に合わせて柔軟に満喫する2泊3日の京都旅をお届けします。

【1日目】昼は絶景「天橋立」夜は飲み歩き

愛知県名古屋市で友人と合流し、そのまま友人の車で京都へ。

直前まで全日程を通して、どこで雨が降るか、判断の難しい予報でした。

1日目は薄曇りではあったものの、天気は晴れ。

私たちは、晴れプランを初日に決行。

宿のある京都市を真っ直ぐには目指さず、琵琶湖の北側をぐるりと回って日本三景『天橋立』を目指します。

14:00|1人乗りリフトで展望台へGO!

昼過ぎには現地に到着。

展望台のある『天橋立ビューランド』へは、1人乗りリフトで向かいます。

ここで1つアドバイス。

リフトに乗っている間はぜったいに振り返らないでください!

登りは天橋立に背を向ける状態になります。

正面の木々の彩りを楽しみながら、頂上まで我慢です。

14:15|頂上で振り返って天橋立を一望

ためにためて振り返ると、海の青を割る天橋立が眼下を走ります。

展望台にある「股のぞき台」から逆さで見ると…海は空に、約6,700本もの松が生い茂る砂

州は天翔ける竜に見えますよ。

ときどき天橋立の両脇を小さな船たちが行き交い、時間の流れを緩めてくれます。

14:30|かわらけ投げに挑戦!

厄除けとして知られる「かわらけ投げ」は、投げて輪の中を通れば願いが叶うと言われています。

挑戦したところ、見事に1回だけ輪の中をとおりました!

300円で3枚投げられるので、みなさんも挑戦してみては?

私の願いごとはヒミツです。

15:00|展望レストランで解説つきサーモン丼

道中のサービスエリアで買い食いを繰り返していたため遅めの昼食。

展望レストランの特等席で、天橋立を眺めながらサーモン丼を頂きました。

オレンジが映えて目にも美味しく、贅沢を実感できます。

提供されるお魚は仕入れによって日替わりらしく、お客さんと話すのが大好きらしい店員さんが、旬の魚や調理方法をたくさん教えてくれました。

調理手順を聴いているだけで、おかわりがしたくなります。

19:00|旅の拠点となる宿にチェックイン

新鮮な海鮮に舌鼓を打った後、天橋立ビューランド内を回り、いよいよ旅の拠点となる宿へ。

宿泊したのは『天然温泉 蓮花の湯 御宿 野乃 京都七条』ビジネスホテルチェーンで有名な

ドーミーインを展開する株式会社共立メンテナンスが運営する和風旅館です。

京都駅から徒歩6分という好立地にも関わらず、天然温泉に入れるなんて最強ではないでしょうか?

20:00|迫力満点の牡蠣を食べつくし!

友人とふたり旅のとき、飲みに行くお店は基本的に現地で決めます。

今宵は『貝と白ワインのバル KAKIMARU 七条店』に決まり、昼のお口そのままに連続で海鮮。

何の問題もございません。

全国から選び抜かれた日替わりの生牡蠣食べ比べ…ビールが運ばれてくるそばから空になっていきました。

22:00|シンボルの下ではしご酒

1日目の終わりに訪れたのは『KYOTO TOWER SANDO』でした。

京都タワーの真下で、京都駅とは通りを挟んでお向かいさん。

地下1階のFOOD HALLは18の店舗が軒を連ねており、好きな席に座ったら、選り取り見取りのお店から気になったものを持ち寄ってシェアすることができます。

【2日目】京都市内観光&飲み歩きPart2

朝から天然温泉で贅沢に目を覚まして2日目。

夜の飲み歩きをメインに考えていたので、昼間は軽く京都市内を観光しました。

2日目は午後から雨予報。

お天道様のゴキゲンを伺いながら、行き先を決めていきました。

宿泊先の駐車場が出し入れ自由だったため、2日目も友人の車で観光です。

12:30|八坂神社の境内を散策

「祇園さん」で親しまれている『八坂神社』は祇園祭で有名ですよね。

参拝したことがある方も多いでしょう。

訪れたことがあるみなさんは、本殿以外の社をお参りしたことはありますか?

写真の建物は「太田社」で、芸能の神とされる「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」を祀っています。

小説を書く私は、八坂神社へ行くと、必ず参拝します。

広い八坂神社の境内には、本殿以外にも大小様々な社がたくさん建てられています。

本殿だけなんてもったいない!

それぞれに異なる神様が祀られているので、ぜひ巡ってみてください。

14:00|蓮華王院(三十三間堂)を探検

いよいよ雨がパラパラと降り始めたので、雨プランへ移行。

『蓮華王院(三十三間堂)』を訪れました。

柱と柱の「間」が「三十三」ある南北約120メートルの本堂には、1001体の仏像が安置されており、天候に左右されることなく、ゆったりと見てまわることができます。

仏像はそれぞれ違う顔で、その中には自分と似た顔の仏像があるとか…。

昔、小学校の修学旅行で来たとき、タクシーの運転手さんが教えてくれました。

みなさんも自分のそっくりさんを探してみては?

17:00|燻(けむり)烏丸店で乾杯

京都市内の観光を終え、車を置きにいったん宿へ。

徒歩で夜の京都に繰り出します。

最初に訪れた「燻(けむり)烏丸店」は、こだわりの燻製料理が自慢のお店。

驚くほど何でも燻製で食べられます。

何を頼んでも美味しいので、変わり種にも挑戦して大丈夫です。

ワインも日本酒も焼酎も幅広く取り揃えられているので、その日の気分に合わせて相棒を選

んでくださいね。

「湯葉ピザ」は絶対に食べてください!

19:30|1杯250円!bar moon walk 四条烏丸店

2軒目に足を運んだ『bar moon walk 四条烏丸店』は京都で開業したカジュアルなバー。

500以上のカクテルを全て250円(税込)で飲めるコスパ抜群のお店です。

名前を聞いてピンとくる方もいますでしょうか?

京都を代表する小説家、森見登美彦先生の作品『夜は短し歩けよ乙女』の映画に登場する「BAR月面歩行」のモデルになったお店です。

250円と侮るなかれ、カクテルは本格派。

居酒屋の飲み放題ではまず見ないようなカクテルも山のようにあるので、名前だけ見て頼むのもまた一興。

100均の収納カゴのような容器でポップコーンが出てきます。

ポップコーンを消費する永久機関になりましょう。

22:00|念願の「夜鳴きそば」を実食

ドーミーインと言えば「夜鳴きそば」の無料サービス。

あっさりの醤油ラーメンは、飲み歩いた後の〆にピッタリのお味です。

お風呂上がりにアイスと乳酸菌飲料も無料でいただけます。

エンターテインメント性のある楽しい宿でした。

【3日目】最終日!嵐山周辺で食べ歩き

最終日の朝も天然温泉でまったりとした目覚め。

2日間お世話になった宿をチェックアウトします。

天気はまずまず。

食べ歩きグルメに誘惑されつつ、最初の目的地である『天龍寺』を目指して友人の車で出発です。

12:00|天龍寺の内と外を歩く

「天龍寺」は臨済宗の禅刹(禅宗の寺)。

始まりは暦応2年(1339)、後醍醐天皇の菩提を弔う目的で創建されました。

外の庭園も寺の中も歩き回れるようになっており、眺める場所によって、風景が色々な顔を覗かせます。

12:30|百花苑にて姫紫陽花を愛でる

昭和58年に整備された「百花苑」は四季折々の花を愛でることができる庭園です。

私たちが訪れた6月は、姫紫陽花がちょうど見ごろを迎えていました。

麦雨の名残りが花弁をしっとり濡らします。

雨の日こそ美しさを増す、梅雨にピッタリの場所でした。

14:00|良彌 本通り店「ゆばチーズ」

いよいよお待ちかねの食べ歩き。

友人イチオシの『良彌 本通り店』で名物の「ゆばチーズ」をいただきました。

サクサクの湯葉の皮に包まれた噛み応えのあるすり身、中からチーズがとろけます。

美味しさしかない逸品ですが、注意点がひとつ。

揚げたてなので、噛み方を見誤ると悶絶は必至です。

猫舌のみなさんはお気を付けて。

14:15|茶和々 嵐山店「抹茶ラテ」

大方の予想どおり舌をやけどした私は、涼を求めて『抹茶スイーツ処 茶和々 嵐山店』へ。

メニュー表を注意深く読む余裕もなく、目に留まった抹茶ラテを注文。

急いで一口飲んで、落ち着いたところでビックリ。

「砂糖なし」の抹茶ラテだったのです。

クリームも甘さ控えめで、抹茶の味が確かに伝わるドリンクでした。

舌のヒリヒリも治まったところで、渡月橋を渡…らずにチラ見して京都を発ちました。

【京都2泊3日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ

桜や紅葉の季節に京都へ行くのは、相当な覚悟が必要です。

しかし、初夏の新緑も中々に趣がありますよ。

夜に飲みに行ったお店も、当日30分前の予約でもかんたんに入ることができました。

オンシーズンでは入れなかったお店もあったかも知れませんね。

天候に合わせられる行き先を幾つか組み込み、効率的にまわるオフシーズンの気楽旅、みなさまの旅の一助になれば幸いです。

最後に京都2泊3日の旅程をかんたんにご紹介します。

ご参考にしてみてください。

旅程

日程
(2023年6月)
体験したこと
1日目京都到着
1人乗りリフトで空中散歩
天橋立を一望
かわらけ投げに挑戦
展望レストランで海鮮三昧
京都市内の宿泊先到着
牡蠣の食べ比べ
新施設のフードホールでちょい飲み
2日目八坂神社を散策
三十三間堂を探検
燻製料理に舌鼓
マニアックなカクテルに挑戦
念願の夜鳴きそばを実食
3日目天龍寺を歩く
百花苑で姫紫陽花を愛でる
ゆばチーズで舌をやけどする
抹茶ラテで舌を冷やす

かかった費用

項目費用
ホテル代4万円
食費2万円
新幹線代2万円
その他
(お土産・高速道路代など)
2万円
合計10万円

宿泊した施設

日程宿泊施設
1泊目天然温泉 蓮花の湯 御宿 野乃 京都七条
2泊目天然温泉 蓮花の湯 御宿 野乃 京都七条

利用した交通手段

行程交通手段
東京→名古屋JR東海道新幹線
名古屋→東京JR東海道新幹線
※上記以外は友人の車での移動です。

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