【伊勢2泊3日モデルコース】女2人旅でお伊勢さん参りと知る人ぞ知る石神さん参り

初夏の気持ちいい季節、どこか気の良いところへ、と伊勢志摩旅行に行きました。日本一のパワースポットとも言われている伊勢神宮、そして「呼ばれないと行けない」という石神さんへのお参り。

豊かな自然の景色とクラシックで格式あるホテルでのゆったりした時間。

旅の終わりには、心を洗濯してもらったような、さっぱりと清々しい気分になり、旅の思い出は今後の活力となりました。

【1日目】いざスタート！お伊勢さんへ

5月の気持ちいい気候の中、女二人、お伊勢さん参りの旅へ。

日々頑張っている自分達へのご褒美と、開運パワーアップを願って友人と二人で行ってきました。

7:00｜いざ出発！お伊勢さん参りには「伊勢神宮参拝きっぷ」がオススメ！

友人と近鉄鶴橋駅で待ち合わせ。

今回は「伊勢神宮参拝きっぷ」というお伊勢さん参りにとっても便利な切符のセットを使って旅をします。

セットの内容はこちらです。

こんなに入っていて、関西発はおとな7,100円/こども3,550円、東海発はおとな6,200円/こども3,100円です。

このチケットは乗車開始日から3日間有効なので、今回のような２泊３日の旅では、まさに使わない手はないのです。

さて、このチケットで特急に乗り美しい景色を眺めながら到着までエンドレスお喋りです。この道中のお喋りも、女子旅の楽しみの一つですよね。

9:40｜賢島に到着！まずは楽しみにしていたホテルにチェックイン！

今回のお宿は、志摩観光ホテル。

クラシックなホテルで、雰囲気が素敵だったのと、他にもサミットで使われていたり、大好きな作家の山崎豊子さんのお気に入りの宿だったことなど、素敵なポイントがいくつもあったので、ここに泊まりたいと思い予約しました。

駅についてシャトルバスでホテルまで送ってもらいました。

ホテルは雄大な敷地！

広い庭園にクラシックなホテル。

いくつかの棟にわかれています。

クラシックでゆったりとした雰囲気がもう入る前から漂っていて、うっとりしました。

お迎えもとても気持ちよく、キャリーバッグを預かってくださいました。

ここでは荷物を置いてすぐに出かけるのでホテルに関しては、また後ほど。

11:00｜お伊勢さん参りスタート！まずは外宮から。

お伊勢さんにお詣りするなら外宮から内宮という順番で行くのが正式と聞いてきたのでまずは外宮から。

最初の鳥居をくぐったときから、なんだか空気が澄んでいるような、とても心地よい空間でした。

なるほど、なんだかすごく良いところに来た、そんな気持ちになりました。

大木がたくさんあり、5月の日差しに照らされた緑がとっても綺麗でした。

のんびり歩いているだけで癒されました。とても広いので歩きやすい靴必須です。

13:30｜おかげ横丁で食べ歩き！

ずっと楽しみにしていたおかげ横丁での食べ歩き！

食べたいものがありすぎて、胃袋との相談が大変でした。

まずは伊勢うどん。

冷たい太めのうどんと、濃いめのたれが最高に美味しくて、2杯目も食べたいところでした。

その他、アワビ、松坂牛のコロッケ、田楽などお腹がはちきれんばかりに2人で食べ歩きをしました。

ちょうどゴールデンウィーク中だったので人出がすごかったです。

15:00｜お腹がいっぱいになったら今度は内宮へ

お腹が満たされて大満足になったら今度は内宮へ。

外宮からは少し離れています。私たちはタクシーを利用して移動しました。

そこで衝撃的なお話を聞きました・・・！

なんと、一般的に知られている伊勢神宮のお詣りの順番は外宮から内宮ですが、地元のタクシー運転手さん曰く、本当の本当は夫婦岩のところの禊橋を渡って、先にそこで禊をしてくるのだよとのこと。。

なんということでしょう。

今回はその順番はできなかったので、次回また来ようと友人と約束をしました。

伊勢神宮は、建物、境内などは外宮、内宮ともにとても素朴で、でも力強く、厳かだけど賑やかでなくしんとしていて、まさに、「浄化される」という表現がぴったりな場所。

私たちはここで感謝の気持ちと、また来させていただきますと神様にお伝えしました。

私も友人も「来てよかったね」と帰りのホテルまでの道中でしみじみと話していました。

お腹はまだいっぱい、疲れ切っていたので夜ご飯はなしにして、少しお団子をつまみ、ホテルに帰ってこの日は早めに休みました。

【2日目】女性の願いを一つ叶えてくれる噂の石神様へ

この旅2つ目の目的の神明神社、通称「石神さん」詣りをしに、鳥羽市の相差へ。

なかなか行きにくい場所でしたが行ってよかったです。

なんだか不思議な雰囲気のある場所でした。

10:00｜賢島から石神さんへ！交通の計画は綿密に！

行ったことのある人から聞いていると、車がないと行きづらいとのことでしたが、行ってみてその通りだと思いました。

電車からバスに乗り換えて行くのですが、本数が多くなく、なかなかちょうど接続のいいバスがなかったです。下調べが重要だと思います。

石神さんは、「呼ばれないと行けない」と言われることもありますが、行くためにしっかり準備をすることも「呼ばれる」条件の一つなのかもしれません・・・！

私たちは賢島から電車に乗って松尾駅で降り、そこからバスで相差（石神さん前）というバス停へ。バス停から10分ほど歩きます。

道中、ひっそりと可愛いカフェがあったり、「ドーマン・セーマン」という三重の海女さんが魔除けにつけるマークをモチーフにしたお土産屋さん等がありました。

12:00｜到着！とても雰囲気のある、石神さん

到着してお詣り。

大きくはないですが、雰囲気のある神明神社。

明るくて、エネルギーを感じました。

まずはご本殿である天照大神にお参りをし、石神さんへ。

祈願専用の用紙に１つだけ願い事を書きます。用紙は折りたたんで願い箱へ。

そして石神さんにお参りをします。

この時もう一度お願い事を心の中でお伝えします。

石神さんでお願いしたことが叶ったら、もう一度お礼参りをして、また別のお願い事をしてもOKとのこと。

友人とお互いの願い事が見えないように離れた場所で真剣に書いてお参りしました。

おみくじは、なんと私も友人も引いたものすべて大吉！なんという縁起の良さ、と2人で自画自賛しました。

「ドーマン・セーマン」の人気のお守りもしっかり買って帰りました。

14:00｜海女さんの街に住む猫ちゃんがお見送り

お土産を買って、「オウサツキッチン」で買った飲み物を飲みながら歩いてバス停の近くまで来ると、とてもかわいい猫ちゃんが！

このあたりでは有名な猫ちゃんだそうで、首輪もつけています。

飼い主のおじさんがいらっしゃったので、名前を聞いてみると「おねこ」だそうです。

猫に「お」をつけてお猫・・・ナイスセンス！

とってもかわいいおねこちゃんとしばらく遊んでいるとバスが来たので乗り込むと、しっかりとこちらを見て見送ってくれていました。

後ろ髪を引かれる思いです。願いが叶ったらまたお礼詣りに来るから、元気でいてね！

17:00｜夫婦岩と沈む夕日の景色があまりにも綺麗で感動

前日のタクシーの運転手のおじさんのお話いわく、本当の本当は先にこちらに来て、禊橋を渡るのが正式、とのことで、順番は違ってしまいましたが、思い立って夫婦岩にやってきました。

お昼ご飯は、またもや伊勢うどんを、移動途中の駅の近くのうどん屋さんで食べました。

夫婦岩、修学旅行で来たことはあるけれど、大人になってから見るとなんだか感慨深いものがありました。

夫婦岩を眺める二見興玉神社でもお参りをし、海岸線や、海辺の街並みをしばし散歩しました。

建ち並ぶのは古い古い旅館や家屋。

目の前がどーんと海で、この風情ある旅館に泊まって、朝、この景色を見るって最高だろうねと友人と話しながら歩きました。

そうこうしているうちに、夕暮れ時に。

空が少しずつ暗くなったところでまた海辺に戻ると、圧倒されるくらい美しい景色が。

なんて美しいのでしょうか。

この時間を狙ってきたわけでもなく、少し時間があったので来ただけだったのに、こんなスペシャルな夕日が見れるなんて。

もう10年来の付き合いになる友人と一緒にこんな時間を共有できたことに感謝と感動で胸がいっぱいになりました。

19:00｜夜は地元の定食屋さんで宝石箱みたいな海鮮丼！

大感動をして、たくさん歩いてお腹はペコペコなのですが、地方の夜は早い！

ご飯屋さんは結構早く閉まってしまいます。

探すも探すもない・・・なのに、一番素敵な、地元感が溢れ、かつ、とっても美味しく、旅気分を盛り上げてくれる定食屋さんのお店に偶然出会いました。

このお店に入った時、「薄々感づいてたけど、今回の旅、神様が応援してくださってるね。」と友人と話したほどです。

私は海鮮丼を、友人は魚のフライのセットを注文していました。

あまりに疲れており、そして偶然出会ったお店だったので店名も覚えておらず、無念。

お腹いっぱいになったらホテルに帰ります。

遅くなりますとホテルに電話したら、「何時ごろかわかったら教えてください。駅までお迎えに上がります。」とのこと。

この旅で、ホテルと駅の間はいつもホテルの方が車で送り迎えしてくださいました。

ホテルと駅は遠くはないのですが、歩くとそこそこ時間がかかります。

タクシーもいないので、なんともありがたく、心温まるサービスでした。

【3日目】クラシックで美味しいホテルをゆっくり堪能

最終日はずっと楽しみにしていた、ホテルの朝ご飯を食べたり、ホテルの広い敷地内を散歩したり、ラウンジで絶景を眺めつつ、お茶をしながらまた食べたり、思わぬ尊敬する人にご縁のある宿だとわかって感動したり・・・。

とにかくホテルを堪能しました。

8:00｜この旅の目玉の一つでもある、クラシックな朝食！

2日間、開運参りでたくさん歩き、程よい疲労感と、気の良い神社にお参りをしてきたおかげでなんだか気分はすっきり。

楽しみにしていた朝食へ。

宿泊したクラシック棟の「レストラン・ラ・メール・クラシック」が会場でした。

まだコロナ渦明け間もなかったこともあってか、私たちが行った時はテーブル―サーブ形式でした。

フルーツに、パンにサラダにスープに、どれもとても丁寧なお味で美味しかったです。

いくつかメインの種類があり、その中から一つ選ぶことができますが、私はグラタンを選びました。

こちらのホテルの朝食は名物だそうで、それもそのはず、ボリュームたっぷりでとてもおいしかったです。

朝食の会場から見える外の景色は格別で、会場もクラシックな雰囲気で朝から華やかな優雅な気持ちになることができました。

ホスピタリティも素晴らしかったです。

伊勢志摩サミットの会場にもなったこのホテル。いたるところにサミットのときの様子が展示されていました。

様々な写真が展示されているギャラリーもありました。

10:00｜ホテル内をしばし散策して発見！あの大作家の愛用デスク

ここ、志摩観光ホテルは、「白い巨塔」、「不毛地帯」など数々の名作を世に出した山崎豊子先生のお気に入りの宿だったそうで、山崎先生が愛用していたデスクが展示されていました。

奇しくも、私は山崎先生の大ファン。

感動のあまり鳥肌が立ち、また必ず来ようと心に決めたのでした。

早速、この旅のご利益だったのかもしれません。

11:00｜チェックアウトを済ませてさらに散策、ラウンジへ

チェックアウトをして、荷物は預けたまま、クラシックなホテルを散策します。

今度はラウンジを楽しみます。

同じクラシック棟の中のラウンジでは、飲み物が飲み放題、小さなお菓子もいただけました。

気持ちの良いテラス席があったり、仕事がはかどりそうなライブラリのようなところがあったり、外に出かけなくてもこのホテル内で十分志摩時間を満喫できそうです。

残念ながら曇り空でしたが、それでもなんだか時間がゆっくり流れるような、素敵な空間でした。

12:00｜クラシックで優雅なスイートラウンジで旅の振り返り

今度はスイート棟へ。

なんと、クラシック棟に宿泊している私たちもこちらを利用することができます。

ザ・クラシックとベイスイートの2つのラウンジが使い放題。

スイートはまた一段と格式を感じる素敵なインテリアです。

こちらも飲み物とスイーツが食べ放題です。

落ち着いた雰囲気で、ここで友人と、お互いが撮った旅の写真を見せあいっこしながら旅を振り返りました。

のんびりと2時間ほど過ごし、帰路につきました。

本当にこのホテルに宿泊してよかったです。

大満足でした。

【伊勢2泊3日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ

今回はお伊勢さんと石神さん参りをメインに、クラシックホテルを堪能するというサブテーマで女二人で旅をしました。

• 旅程
• かかった費用
• 宿泊した施設
• 利用した交通手段

旅程

かかった費用

宿泊した施設

利用した交通手段

一つ一つに距離があり、さらに閉まってしまう時間も早いのでこのようにテーマを絞った旅にして本当に良かったと思います。

ホテルもクラシックで、ホテルを堪能する日を最終日に設定したことは疲れもありゆっくりしたいし、後の予定を気にせずゆっくりできるのでとてもよかったです。

またぜひ、お礼参りに行きたいと思っています。

さて、お参りした直後に、今回のホテルが尊敬する山崎豊子さんのお気に入り宿だったと知るという、早速開運、ご利益を感じるこの旅でしたが、この旅から帰ってから1ヶ月もしないうちに、私は念願の職業に転職することができました・・・！

お伊勢さんと石神さんにお参りをして浄化され、美しい景色に感動し、新しいスタートをきれたことに、心から感謝しています。

旅行モデルコース研究所

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