【ハノイ2泊3日モデルコース】恋人と人気観光スポットを楽しむ旅!ハプニングも?
- 多様無文化を持つベトナムならではの文化を楽しむ
- バスや寝台列車で人気観光を訪れる(ハプニングあり)
- まだ日本では馴染みのないベトナム料理を堪能
日本から約6時間で行くことができる、ベトナムの首都ハノイ。
ハノイは多くの観光スポットがあるのも特徴の1つで、 中国に近い立地とフランス統治時代の背景から多様な文化が入り交じり、独特な雰囲気を持つ地域です。
今回の旅では美味しいベトナム料理を堪能したり、バスや鉄道に乗りベトナムらしい景色を楽しみながら移動し、人気の観光地に行ったりと3日間かけて初めてのハノイを楽しみ尽くしました。
ぜひ今後ハノイに行ってみたいと思っている人に参考にしていただけると嬉しいです。
【1日目】ホアンキエム湖を一望できる人気レストランでのディナーと旧市街を楽しむ
1日目はお昼過ぎにハノイに到着する予定だったため、唯一の食事は奮発して人気スポットのホアンキエム湖を望めるレストランで食事をしました。
10:00|成田空港からノイバイ空港に向けて出発
成田空港からノイバイ空港までは約6時間のフライトでした。
今回は『ベトナム航空』を使ったのですが、LCCとは違いシートにはモニターも付いており、最新の映画も揃っていました。
機内食は肉か魚を選ぶことができ、私は魚を注文しました。
味付けは優しいながらも白米によく合う日本人好みの味付けで、とても美味しかったです。
初めてのベトナムにワクワクしていたのでビールも飲んでしまいました!
14:00|ノイバイ空港に到着
6時間のフライト後、ノイバイ空港に到着。
今回は『HIS』のツアーを予約していたので、ノイバイ空港からホテルへは専用のシャトルバスで快適に向かうことができました。
16:00|ホテルに到着
『HIS』で今回予約したプランは、直前まで宿泊ホテルが分からないというプランでした。
ホテルが決定したのは旅行の約2週間前でしたが、HISのスタンダードクラスホテルということは決まっていたので、ドキドキ感はありつつも安心感はありました。
そして今回は『SUNNY HOTEL 』というホテルに宿泊しました。
ホテルは大通りから少し脇道に入ったところにあることもあり、わかりやすい立地でした。
ホテル内は清潔感があり、部屋も広いので、宿泊費を少しでも抑えたいという方にはおすすめできるホテルでした。
17:45|旧市街に向けてタクシーで移動
ベトナムでは『Grab』というタクシーアプリが主流です。
『Grab』はアプリ内で行き先を指定し、料金を確認した上で配車することができるおすすめアプリです。
18:00|ホアンキエム湖を一望できる人気レストランでディナー
今回初日のディナーに選んだのは『Cau Go Vietnamese Cuisine 』。
『Cau Go Vietnamese Cuisine 』はホアンキエム湖で有名な「Ho Guom Plaza(ホーグオムプラザ)ビル」の5~7階にあるベトナム料理レストランです。
こちらのレストランでは店員さんにおすすめを聞き、人気のメニューをいくつか注文しました。
出てきたのは海老の生春巻き、牛肉の炒め物、フライドポテトです。
生春巻きは、自分で具材を好きなように巻いて食べるものだったのですが、手順が分からずにいると、店員さんが綺麗に巻いてくれたので助かりました。
牛肉の炒め物は日本人が好きな甘辛い味付けで、ビールがついついすすんでしまいました。
ベトナム料理はどの料理も香草が入っているものが多いので、苦手な人は苦手かもしれませんが、私は香草が大好きなので、初めて食べる本格的なベトナム料理はとても美味しかったです。
レストランのテラスからはホアンキエム湖を一望することができました。
夜はホアンキエム湖も綺麗にライトアップされているので、贅沢なディナーにはとてもおすすめのレストランです。
20:00|食後は旧市街を散策
食後は旧市街でハノイの街を散策。
旧市街は飲食・衣服・マッサージ・お土産店がせめぎ合っている商店街のような場所です。
休日には旧市街でナイトマーケットも行なっているようですが、今回は平日に行ったため、ナイトマーケットには行けませんでしたが、お土産屋さんなどのお店はたくさんあったので、平日でも夜のショッピングを楽しむことができました。
ショッピングを楽しんだ後は、旧市街にある『スターバックス』で休憩しました。
お目当てはベトナムのスターバックスの限定メニューのベトナムコーヒーです。
ベトナムコーヒーとはコーヒーに練乳が入っているベトナムの伝統的なコーヒーです。
スターバックスでは『アジアンドルチェラテ』という名前で販売されており、ベトナム産のコーヒーにミルクと練乳、さらには上にホイップが乗っている非常に甘いコーヒーでした。
【2日目】ボートと観光を楽しみに世界遺産ニンビンへ
2日目は人気観光地『ニンビン』へ行ってきました!
元々ハロン湾へ訪れたかったのですが、ハノイから距離あることと、ツアーガイドさん曰く、「今の流行りはニンビンだ」とのことだったので、今回はニンビンに行くことに決めました。
7:00|マクドナルドで朝食を調達
ニンビンへ向かう朝は早起きだったため、簡単にマクドナルドで朝食を調達。
メニューは日本の朝マックとほぼ同じで、私はチキンマフィンを注文しました。
8:00|予約していたリムジンバスでニンビンへ
ニンビンへ向かうために、前日に『12Go』のサイトからリムジンバスの予約をしました。
集合場所は事前にメールで画像付きで送られてきたのですが、時間通りに集合場所に行ったのですが、シャッターが下りており「本当にここで大丈夫か・・?」と心配になりました。
しかし集合時間から10分ほど過ぎた頃に乗用車が私達を迎えにきました。
予約していたリムジンバスとは異なっていたため、乗ることを躊躇しましたが、先にヨーロッパからの観光客が乗っており、彼らもニンビンに行くと言っていたので信じて乗車してみることに。
車に乗ってハノイの街を走ること30分経ち、「この乗用車で約2時間かけてニンビンに行くのかな・・」と思っていたところ、急に車が停車しました。
運転手曰く、ここでリムジンバスに乗り換えるとのことでした。
待合所のような所で15分ほど待っていると、運転手が言う通りリムジンバスが迎えにきました。
リムジンバスに乗り込むと孤立している座席が8席ほどあり、各席には水も用意されていました。
何はともあれ予定していたリムジンバスに無事に乗ることができ、ここから2時間ほどでニンビンへ到着しました。
10:00|やっとの思いでニンビンへ到着
日本では経験できない体験をしながらも無事にニンビンへ到着しました。
到着後は、バスを下りてすぐにあった屋台でノンラー(ベトナムの帽子)を購入してみました。
11:30|チャンアンでボート観光を体験
世界遺産のチャンアンでは手漕ぎボートに乗りながら美しい景色を楽しむことができます。
ボートに乗るにはチケット売り場で希望に合うプランのチケットを買います。
私達は洞窟を2つ巡る所要時間約2時間のプランを選択しました。
本来ボートは4人乗りですが、1人当たり倍の料金を支払うとボートを貸切にすることができるので、今回はせっかくなので1人2000円ほどを支払い貸切にしてもらいました。
2時間の中で途中にいくつか立ち止まって観光するスポットがあります。
世間的にはあまり知られていない観光地ですが、美しい景色を楽しむことができました。
この日は気温も高かったのですが、優しい操縦士さんだったので日傘や手持ち扇風機などを貸してくれ、快適にボートでの旅を楽しむことができました。
ボートでの観光が終わった後は、降り場の近くにあったカフェで少し休憩をしました。
16:00|寝台列車に乗ってニンビンからハノイへ
ハノイからニンビンへはリムジンバスに乗ったのですが、帰りはせっかくなので寝台列車でハノイまで帰ることに。
予約をしたのは4人部屋の寝台列車。
乗った時は部屋には誰もいなく、「このまま人がこなければラッキー!」と思っていたところ、最後まで人は来ることなく結果的に2人で部屋を使うことができました。
列車の速度はかなり遅めです。
最初はベトナムの田園風景を楽しむことができますが、ほぼ一緒の景色が続くので眠くなくてもベッドがあるので、大抵眠くなると思います。
16時半頃にニンビンを出発し、ハノイ駅へはほぼ定刻通りの19時半に到着しました。
今後乗る方に1つだけ注意事項があるとすれば、寝台列車なので寝て過ごすかと思いますが、ハノイ駅に到着する前に鳴る列車内のアラームがかなりの爆音です。
聞いた時は何か犯罪に巻き込まれた!と勘違いしましたが、ただの起床のためのアラームなのでご安心ください。
19:30|ハノイの繁華街でハノイ式のBBQを食す
2日目の夜は飲み屋街として知られている『ターヒエン通り』でBBQを楽しみました。
想像していた日本のBBQとは異なり、マーガリンをこれでもかと鉄板に伸ばした後、チキンやエノキ、野菜などを焼いて食べる料理でした。
味はマーガリンで焼いたそれぞれの味で、こちらは想像通りでした
ターヒエン通り自体は、20時頃には人が溢れかえるくらいに賑わっていました。
お店の種類としては普通の飲食店もあったのですが、パブやシーシャバーなど、日本でいう新宿の繁華街のような通りでした。
【3日目】トレインストリートで間近で列車をみた後、ハノイ名物料理を堪能
3日目はお昼から行動を開始し、ハノイの人気観光スポットの『トレインストリート』に行ってきました。
その後はハノイの名物料理も堪能し、最終日までハノイを楽しみました。
12:00|トレインストリートで奇跡的に電車通過に遭遇!
3日目はお昼から行動を開始し、ハノイの人気観光スポットの『トレインストリート』に行ってきました。
トレインストリートは線路の両脇のギリギリまでびっしりと建物が並んでおり、街並みもカラフルなのでハノイで有名な写真映えスポットです。
トレインストリートに行った5分後くらいに奥の方から列車が見えてきました。
「早く列車が来て良かった」と思っていると、実はこの列車が通過する1日の本数は決まっており、大体2時間おきに通過することを後で知りました。
今後トレインストリートに行く人は必ず列車の通過時間を、あらかじめ把握した上で行くことをおすすめします。
14:00|念願のブンチャーをオバマ元大統領も訪れたお店で食す
ハノイ名物の「ブンチャ―」とは、ハノイ式の“つけ麺”のことです。
あっさりした甘酢スープにブン(米麺)をつけ、炭火で焼かれた豚肉やハンバーグ、揚げ春巻きなどと一緒につけて食べる料理です。
今回私たちが訪れたのは『ブンチャー・フォン・リエン』というお店で、張り紙にもある通り、オバマ元大統領もここでブンチャーを堪能したとのことで、味の信頼は絶大でした。
私的に麺と一緒に食べる香草がとても新鮮で、口の中に残ったお肉の油が香草を食べることにより口がフレッシュになり、さっぱりと食べられるためとても美味しかったです。
ただ店内は14時でも常に混雑しているので、相席は確定で尚且つスピーディーに食べることになるので、日本の立ち食い蕎麦屋をイメージしていくと分かりやすいかもしれません。
16:00|食後の休憩はこの旅2度目のスターバックスへ
ここではベトナム版のスターバックスカードを買いました。
日本では残念ながら使うことができないのですが、自分用の良いお土産になりました。
19:00|ハノイ最後の夜はおしゃれなバーで幻想的なサンセットと夜景を楽しむ
最後の夜を楽しむために選んだのはロッテホテルの最上階65階にある『TOP OF HANOI』。
ハノイで2番目に高い建物の最上階にあるバーなので、ハノイの街並みを一望でき、訪れる時間帯によっては幻想的なサンセットを楽しむこともできます。
メニューは一般的なバーのメニューですが、値段はややお高めです。
最後のハノイの夜なので、もちろんHANOI BEERで乾杯!
夜景もとても綺麗で地上を歩いて見るハノイの街並みと65階からみるハノイの街並みは雰囲気が全く異なり、3日間の思い出を振り返るにはとても良いロケーションでした。
21:30|名残惜しさを感じつつ帰国のためノイバイ空港へ
帰りは深夜の便だったので3日目も丸一日楽しんだ後、ノイバイ空港に向かいました。
ノイバイ空港ではフライト前の小腹を満たすために、旅行中に食べれていなかったバインミーとフォーを食べました。
搭乗口近くのお店は深夜便の人たちのために、夜遅くまでお店を開けておいてくれるので、万が一買い忘れたお土産などがあった時でも安心です。
帰りもベトナム航空で成田空港へと向かい、帰路に着きました。
【ハノイ2泊3日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ
最後に今回のハノイ旅の概要をまとめてみました。
旅程
日程 (2023年10月) | 体験したこと |
---|---|
1日目 | ベトナム航空でハノイへ 旧市街にあるベトナム料理レストラン『Cau Go Vietnamese Cuisine 』でディナー 旧市街でショッピング 『SUNNY HOTEL 』に宿泊 |
2日目 | マクドナルドで朝食 リムジンバスでニンビンへ チャンアンを手漕ぎボートで観光 寝台列車でハノイへ 『ターヒエン通り』でBBQを楽しむ 『SUNNY HOTEL 』に宿泊 |
3日目 | 『トレインストリート』を観光 『ブンチャー・フォン・リエン』でブンチャーを堪能 『TOP OF HANOI』で夜景を楽しむ |
かかった費用
項目 | 費用 |
---|---|
ツアー代 | 47,910円 |
飛行機代 | (ツアー代に込み) |
ホテル代 | (ツアー代に込み) |
食費 | 20,000円 |
タクシー代 | 5,000円 |
アクティビティ・お土産等 | 10,000円 |
その他 | 5,000円 |
合計 | 87,910円 |
宿泊した施設
日程 | 宿泊施設 |
---|---|
1泊目 | SUNNY HOTEL |
2泊目 | SUNNY HOTEL |
利用した交通手段
行程 | 交通手段 |
---|---|
東京・成田→ハノイ | 飛行機 (ベトナム航空) |
市内移動 | タクシー (Grab) |
ハノイ→ニンビン | リムジンバス |
ニンビン→ハノイ | 寝台列車 |
ハノイ→東京・成田 | 飛行機 (ベトナム航空) |
体験したツアー・アクティビティ
日程 | ツアー・アクティビティ | 予約サイト |
---|---|---|
1日目 | – | – |
2日目 | リムジンバス・寝台列車 | 12Go |
3日目 | – | – |
恋人と行って楽しめるハノイ2泊3日の旅でした。
人気の王道観光スポットを巡ったのですが、現地に行って感じたことは、ハノイは旅行に慣れていないと少しハードルが高めな国だと思いました。
そう感じた点としては、他のアジア圏の国に比べて英語が通じない人が多いことと、東南アジア特有の人がルーズなところです。
英語が通じない点については、携帯アプリの翻訳機能を使ってなんとか大丈夫でしたが、ニンビンへ行く時のリムジンバスが来ない、予約していた車種と違う・・などの問題は旅行初心者の方がハノイで経験することになったら、少しストレスを感じてしまうかもしれないと思いました。
しかしそれ以上にベトナムの方は優しい人が多いですし、物価も安いので色々なことに挑戦することができるのはハノイの良い特徴だと思います。
ハノイに行くのが心配だなと思う方は、旅行に慣れている人と行くか、もしくは大人数で行くことをおすすめします!
私は東南アジア特有の雰囲気が大好きなので、とても良いハノイ旅行になりました。
次回はホーチミンにも行ってみたいと思っているので、またその時のホーチミン旅行記も楽しみにしててください。