フランス

【コルマール1泊2日モデルコース】友人5人と『ハウルの動く城』の舞台になった街へ

旅行モデルコース研究所
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【コルマール1泊2日】旅行のポイント
  • 美しい木組みの家々が立ち並ぶ街並み
  • スタジオジブリ『ハウルの動く城』やアニメ『ご注文はうさぎですか?』に出てくる風景がそのまま見られる
  • おいしいアルザスワインと料理に舌鼓

ドイツとフランスの国境、アルザス地方に位置するコルマール。

スタジオジブリの『ハウルの動く城』やアニメ『ご注文はうさぎですか?』のモデルとなった町とも言われており、絵本の世界のような木組みの家々が並ぶ美しい町でもあります。

ただ実際コルマールと言われても日本ではピンとこない人が多いのも事実。

今回は日本ではあまり知られていないが実は日本と縁が深いコルマールの魅力をご紹介します。

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【1日目】美しい木組みの家々が立ち並ぶ街並みとおいしい料理に舌鼓

コルマールはパリ東駅から高速列車で3時間ほどアクセスできるのですが、今回は日本からミラノ、ベネチア、ウィーンを観光してからチューリッヒを経由して鉄道で行きました。

ただ、前日乗った寝台列車の遅れとフランス国内での大規模ストライキによる列車の一部運休が重なり、コルマールに着いたのは15時過ぎでした。

しかし、コルマールは小さな町のためこの時間に着いても十分観光できます。

ちなみに日本からだとパリかチューリッヒから鉄道でアクセスするのが一番早いです。

特にパリはシャルル・ド・ゴール空港からコルマールの隣町のストラスブールまで乗り入れる列車があるのでおすすめです。

15:00|駅から旧市街に向かう間にもアニメの聖地が

コルマール駅は旧市街から少し離れており、駅から5分ほど歩くと途中に立派な建物と並木道が見えてきます。

この建物はコルマールが位置するオー=ラン県の県庁で、この建物こそアニメ『ご注文はうさぎですか?』に登場する主要キャラクターの一人であるリゼの家のモデルです。

その目の前の並木道は同じアニメに登場するキャラクター達の通学路として登場していました。

16:00|ホテルにチェックイン

今回宿泊したのは駅から徒歩15分ほどで旧市街にほど近い『Le Maréchal』という外観がとても素敵なホテルです。

4つ星ホテルでお部屋はとても快適でした。

ただ建物自体はとても古いので階段が狭くスーツケースを部屋に持って上がるのも一苦労。

ちなみに今回は大手旅行予約サイトのBooking.comで予約しました。

16:30|運河沿いに木組みの家々が並ぶ『リトルベニス』へ

ホテルに荷物を置き、旧市街中心部の間に運河沿いに木組みの家々が並ぶ通称『リトルベニス』と呼ばれるフォトスポットがあるとホテルの方から聞いて早速向かいました。

ホテルから5分ほど歩くと、運河にかかる橋から可愛らしい木組みの家々が運河沿いに並ぶ、まるで絵本の世界のような風景が。

ちなみにここもアニメ『ご注文はうさぎですか?』に登場します。

ファンの間では通称『チマメ橋』とも呼ばれ、アニメ2期のエンディングでチノ、マヤ、メグのチマメ隊が踊っている橋です。

17:00|旧市街中心部にある『ハウルの動く城』のソフィーの家へ

先ほどの橋から10分ほど歩くと、旧市街中心部の教会に着きました。

その教会のすぐ脇にはカラフルな他の家々とは一線を画す建物があります。

この建物自体は現在かなり高価なものを扱うお土産屋さんですが、実はスタジオジブリの『ハウルの動く城』の主人公ソフィーの家のモデルとなった建物だと言われています。

17:30|『ご注文はうさぎですか?』に登場する高校のモデルへ

『ソフィーの家』から少し歩くと、立派な白い建物が見えてきます。

この建物はコルマール市立図書館で、実はアニメ『ご注文はうさぎですか?』で主人公達が通う高校のモデルとなった建物です。

ちなみに蔵書には『ご注文はうさぎですか?』の原作マンガが全巻置いてあるという噂がありますが、残念ながら今回訪れた際には閉館時間を過ぎていたため、中には入れませんでした。

18:00|イルミネーションで有名なお土産屋さんへ

先ほどのコルマール市立図書館から2,3分歩くと外観が一際飾り付けられているお土産屋さんが見えてきます。

このお土産屋さんはネットで『コルマール』と検索すると必ずと言っていいほどヒットする観光名所のようで、理由としてはクリスマスの時期に来ると外観がライトアップされて大変きれいだそうです。

ただ今回は2月の夕暮れ時だったせいか、観光客もあまりおらずゆったりとした時間が流れていました。

ちなみにお土産屋さんは絵葉書などが売っている普通のお土産屋さんでした。

19:00|アニメの聖地で名物のアルザスワインをいただく

夕食はコルマール旧市街にある『Restaurant Au Chasseur』という建物も可愛らしいレストランに行きました。

この建物も実はアニメ『ご注文はうさぎですか?』と関わりがあり、主人公の下宿先でもあるカフェ『Rabbit House』のモデルとなった建物です。

主に地元の方の利用が多いらしく観光地にしては値段も大変良心的で、どの品も美味しかったのですがアルザス名物の赤ワイン、前菜のフォアグラとデザートのクレームブリュレは特に絶品でした。

ディナーだけではなくランチ営業もあるそうなのでコルマールを訪れる際にはおすすめのレストランです。

【2日目】コルマールを出発してパリへ

今回のコルマール滞在はあくまで中継地点で、この翌日にはパリから帰国するため午前中のうちにパリに移動しなければなりませんでした。

9:00|ホテルをチェックアウト

この時ちょうどフランス国内で大規模ストライキがあり、パリまで予定通りの電車で行けるか不安だったので早めにコルマールの駅に向かうことにしました。

チェックアウト後にホテルの隣のアニメ『ご注文はうさぎですか?』に登場する『甘兎庵』のモデルとなった建物があったので、そこで写真撮影を行い出発しました。

9:30|コルマールからストラスブール経由でパリへ

乗る予定だったパリ行きの直通の列車もあるのですがストライキの中その列車が動くかが不明だったため予定の列車より早く一旦近郊列車でアルザス地方の最大都市ストラスブールへ向かうことにしました。

ストラスブール駅で少し情報を収集すると乗る予定だったパリ行きの列車は動いていたのでその列車の切符を取ってパリへ出発しました。

11:30|TGV車内でランチ

ストラスブールからパリへ向かう高速列車TGVの車内でランチを食べました。

欧州の特急列車や高速列車の車内には売店があることが多く、市中のお店より少し高いですが軽食をいただくことができます。

今回はハンバーガーとコーラのセットを注文しました。約11ユーロと少しお高めですが、市内のお店と大差ないクオリティで大変満足でした。

一方、列車自体はストラスブールを時間通りに出発し、ストライキで大混乱の中パリに時間通りに到着しました。

コルマールから帰ってきたあとはパリで1泊してシンガポール経由で日本に帰りました。

利用した航空会社はシンガポール航空です。

シンガポールまで11時間、シンガポールから羽田まで5時間半ほどでシンガポールのトランジット時間を含めると20時間ほどで帰国できました。

【コルマール1泊2日】旅行モデルコース・費用・体験談まとめ

今回コルマールを観光してみて、日本のアニメに出てくる建物や風景がそのままの形で実在していたことに驚きました。

オフシーズンでコロナ明けすぐということもあり、日本人を含めた観光客もあまり多くなく快適でした。

フランスの東側に位置するアルザス地方の町なだけあってパリだけでなく、ドイツやスイス国内からのアクセスも悪くありませんでした。

町も小さいのでパリからの日帰りも可能だと思います。

『ハウルの動く城』や『ご注文はうさぎですか?』のファンの方はぜひ一度訪れてはいかがでしょうか?

旅程

日程
(2023年2月)
体験したこと
1日目木組みの家が並ぶ町を街歩き
『ご注文はうさぎですか?』『ハウルの動く城』聖地巡礼
アルザス料理を堪能
木組みの家に宿泊
2日目ストラスブールからパリへ移動

かかった費用

項目費用
飛行機代12万円
(行き:成田→ミラノ 帰り:パリ→羽田)
※行きはミラノ着のため、参考程度にご覧ください
ホテル代1.2万円
現地交通費3.9万円
※ユーレイルパスを使用したため参考程度にご覧ください
食費5,500円
その他3,000円
合計18万円

宿泊した施設

日程宿泊施設
1泊目Le Maréchal

利用した交通手段

行程交通手段
成田→シンガポール→ミラノシンガポール航空
ミラノ→ベネチア電車
ベネチア→ウィーン寝台列車
ウィーン→チューリッヒ寝台列車
チューリッヒ→バーゼル→コルマール電車
コルマール→ストラスブール→パリ電車
パリ→シンガポール→羽田シンガポール航空
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